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振付家・ダンサーの酒井幸菜による日々の制作メモ

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Polyphonic(仮)


先週のスタジオパフォーマンス、
4日間の成果としてまとめた約20分ほどのピースになりました。
今回は<配置>に注目しました。
これまでも私の興味は配置にあったのですが、
それらをいろいろな小道具や音楽の雰囲気、空間の色気の演出によって
見え方としては違う方向にいきがちだったので、
できるだけ無味な素材にして取り組みました。

4つの短いフレーズの振付けを、反転/並行/カノンなどを用いて
繰り返したり分解してパズルのように組み合わせて、
多層的なフォーメーションの構成をしました。
振りの素材は、ダンサーに<体で名前を描く>手法で
各自に出してもらいました。
今回は直線的な動きを出したかったので、カタカナでお願いしました。
(ちなみに、曲線的なイメージのときはひらがなにします。)

polyphonic0110
<1/10のパフォーマンスの様子> photo| studio1-8-5

また、お互いの位置や距離を空間的に把握して、
歩く/立ち止まる/振り返る/しゃがむ、というシンプルなルールを基に
それぞれ動いていく<ポジショニング>という独自の手法も取り入れて。
これはこれまでもよく使っている手法です。
2010年にSTスポットで発表した『難聴のパール/Night in June』でも
このポジショニングで構成したシーンがあります。

とくに振りの斬新さやテクニックについてはさほどこだわりがなく、
ピースの組み合わせやタイミング、フォーメーションを作っていくことが
とにかく楽しくて。体の動きからダンスを考えるタイプではないです。
今回はとくにダンサーを「駒」として動かす無機質さがありますが、
その隙間から見え隠れする有機的なストーリーを楽しんでもらいたい、
というのが一番の目標です。ストーリーを見せるために動くのではなく。

このような作品の実験段階のためにスペースを提供してくださった
studio1-8-5のおふたりに感謝です。☆sutudio1-8-5 HP>>>
このスペースは南品川にあるのですが、
作品制作の過程に大事な試行錯誤する時間や経過を発表できる場として、
アトリエギャラリーのように使わせていただくことに理解あるところ。
実はこのスタジオのオーナーのおふたりは、ametokitokiという活動名で
オーダーメイドでドレスや洋服を作っていらっしゃり、
贅沢にもスタジオパフォーマンス用に衣裳を製作してくださいました!

SP0110

写真ではちょっとわかりづらいですが、
いろいろな直線的なパターンを組み合わせてあります。
稽古に立ち会ってくださりながら、
その中からキーワードやイメージを汲み取ってくださって。
動いたときのシルエットなどを検証する時間までは
今回十分にはもてなかったのですが、今後さらに改良して、
動きや振付けの意図を汲んだ衣裳になっていきそうです。
☆ametokitoki HP>>>

ちなみにタイトルは仮ですが『Polyphonic』。
意味は「複数の独立した声部からなる音楽」のことで、
今回のダンスはそれぞれ独立したラインを踊っているけれど、
それが同時にスタートすることで多層的なひとつの風景になっている、
ということを表す言葉として参考にしてます。
最後になりましたが、今回4日間一緒に取り組んでくれたダンサー3人、
安達みさとちゃん、中村未来ちゃん、山崎朋ちゃん、ありがとう!
この作品は、今後何かの形で本発表したいと考えています。
(背の高い、だだっ広い場所があっている気がする)

————
ソロで踊ることと、
振付けをすることはやはり全然違う。
私の場合とくに、ソロダンサーとしての力量と
振付家として興味があるところが違うので、
そこははっきり棲み分けていきたいです。


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