Profile

sakaiyukina

Author:sakaiyukina
振付家・ダンサーの酒井幸菜による日々の制作メモ

▼twitter
最新情報など、お知らせします
@sakaiyukina

プライベートで愛用・みつけた、
好きなものをメモがわりにつぶやき
@sakaiyukina_day


▼発売・公開中

【出演】
ショーンレノン コーネリアス
『Heart Grenade』MV
>>>

【出演協力】
青葉市子
『いきのこり●ぼくら』MV

【振付】
攻殻機動隊ARISE ED曲
salyu×salyu
『じぶんがいない』MV

【掲載】
月刊ブレーン 2013年4月号
<ニュークリエイター>で
ご紹介いただきました

【演出・振付・出演】
清竜人 MUSIC SHOW LIVE DVD
完全限定生産>>

【対談企画】
急な坂スタジオHPにて
対談公開中!
こちらから>>

【インタビュー】
SONYヘッドフォンBT150NCを
モニター体験して
SONY The Headphone Park>>



▼mail
info@sakaiyukina.net

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

運動、技術


最近ダンスについて、
もっぱら運動力と技術のことばかり考えている。
作品として見せたいのはそこではないのだけど、
運動力と身体をコントロールする技術力がないと
その先にいけないのです。
動けるだけでは足りないのだけど、
動けないと、身体に何かをのせることが難しい。
のせる何か、を確実にするためには
やっぱり土台となる運動と技術のある身体が必要になってくる。

去年度から母校の高校のダンス部に
大会で成績を出すことが目的の特別コーチという形で指導している。
私は大学でダンスを体育や教育の面でやってきてないし、
高校ダンスの大会はまさに体育的で、
そういうのに反発してきた自分の高校時代を思うと
そんなのまさか無理と迷いつつ、試行錯誤してきた。
私ができること、伝えられることは?と考えた時に
自分の作品を踊ってもらうことで、
創る過程や踊る時に大切にしてほしいことを伝えられるのではないかと、
それが私のやるべきことなのではないか、と。

そうしていろいろ「作品の隙間」だとか、
「動くだけでない身体の緊張感」だとかを言い続けてきて、
みんな最初は??となって、
汗をかかない練習とかにストレスや不安も感じながら、
でもなんか踊るってただ動くだけではないんだな、というようなことを
少しずつ感じてくれたように思っている。

動きやテーマをただなぞるだけでなく、
作品としてその隙間に見え隠れするものを紡ぎだしたい。
そういう部分こそが、私だからこそできることなのではないか。
大会ではたった4分、ときには3分もない中で
見る人を惹きつける作品に仕上げないとならない。
迫力のあるユニゾンや訓練された技でみせることでなく、
もっと繊細さを感じさせるような作品で勝負したい。
そのために、運動や技術で土台をつくらないとならない。
そのことを最近痛切に感じ、
苦手と思いこんでいた身体の動かし方を教えることを
積極的に声に出して言うようにしている。
(それはやはり自分自身の動きについて考察することにもなり、
私にとってもいろんな角度から試行錯誤するよい機会にもなる。)

でもそこで終わらず、その先でこそ表現できる作品を目標に。
教育は評価基準が明確でないとならない。
だからユニゾンが揃ってるとか足が高く上がってるとか、
題名と動きが一致しているとか、
そういう部分で判断できる作品でないと
なかなか成績にはつながりにくいのを承知で、
動きそのものだけでない、作品の大切な何かを
みんなの踊りでみせたい、みたいと切実に思うのです。

冬に向けて挑む作品の題名は 『人か、獣』
もがき苦しんで、がんばろう。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。