居間theater
今週末15,16日は、谷中のHAGISOで踊ります。
大学の後輩でもあり、「眺めるのが好き」という共通の視点をもった
親愛なる稲継美保ちゃんの演出作品。
共演は、独特な身体性をもったダンサーの山崎朋ちゃん。
美保ちゃん&朋ちゃんはHAGISOを拠点にパフォーマンスをつくっている
<居間theater>の立ち上げメンバーで、
この居間theaterというプロジェクトはとても興味深いものです。
【人が集まり時間や出来事を共にする「居間」的な、
そして「劇場」的でもある場所のことを考えながら活動します。】
食しながらくつろぐ居間、
そこから劇場的な風景を眺めてぼんやり思いを巡らせ、
思いがけず「何か」に気づいたりする仕掛けをつくる。
日常的な空間=居間が、ふと劇場に変わる感じ。
ささいな出来事が、ダンスに感じられる瞬間。
わたしも振付家として常々そういうことを考えているので、
とても興味深く、美保ちゃんの演出にも共感しつつ発見がたくさん。
いま私が興味のあるアイディアも採用してもらったりして、
チャレンジもさせてもらっています。
こういった風景の見方を面白がっているということを、
どういう風にしたらストレスが少なく伝えることができるのか?
そんな作家的観点の話しもしながら、取り組ませていただいてます。
念願の稲継作品への出演なので、ぜひ観にいらしてください!
*酒井は<15日(土)14時/16日(日)17時>に上演する
『キッチン、リビング、奥の部屋、ステージ』に出演します。
☆公演詳細はこちら>>>
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HAGISOパフォーマンスプロジェクト
「居間 theater」1周年記念ダンス公演
居間 theaterが、デュオ作品2本をプロデュース!
1年間HAGISOで過ごしてきた居間theaterが改めてその空間を見つめ直す
『キッチン、リビング、奥の部屋、ステージ』。
2人のダンサーによる2つのソロが出会い、
決して出会わない1つのデュオを織りなします。
そしてもうひとつは、
居間 theaterに縁の深い振付家・京極朋彦による『幽霊の技法』。
1月に発表したばかりのソロ作品に新たにダンサーを加え、
デュオ作品として再演!昼と夕暮れの時間帯を入れ替え交互上演します!
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『キッチン、リビング、奥の部屋、ステージ』
構成・演出:稲継美保
出演:酒井幸菜、山崎朋
『幽霊の技法』
振付:京極朋彦
出演:伊東歌織、京極朋彦
【日時】
3月15日(土)
14:00『キッチン、リビング、奥の部屋、ステージ』
17:00『幽霊の技法』
3月16日(日)
14:00『幽霊の技法』
17:00『キッチン、リビング、奥の部屋、ステージ』
*受付、開場は開演の30分前より開始いたします。
*両日19:00より、
居間 theaterの1年間のパフォーマンスのダイジェストを含む
映像作品「居間 theater Documentary Films (2013-2014)」を上映
(予約不要・入場無料)
【参加費】
■ 1ステージチケット ¥2,000(ドリンク付)要予約/小学生以下無料
■ セットチケット ¥3,500(ドリンクチケット2枚付)*枚数限定
・『キッチン、リビング、奥の部屋、ステージ』1回+『幽霊の技法』1回
【ご予約】
①HAGI CAFEにて直接ご予約
②Web予約:予約フォーム>>>
【場所】
HAGISO (東京都台東区谷中3-10-25)
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居間theaterの活動を記録した2つの映像作品も、
このプロジェクトへの理解が深まるよいドキュメンタリーです。
有川さんの方はパフォーマンスが再編集され映画のように、
みかなぎさんの方はインタビューも交えた良質なドキュメント。
こちらもぜひ。
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