美しさと おそろしさを込めて
撮影2日目、晴天。
午前中は予てから念願だった、
ミューズの花嫁カットをベランダにて撮影。
4年前に古着屋で一目惚れして即買いしたまま眠っていた
アンティークのドレスでいつか撮りたい!
と思っていて、本当に美しいカットが実現しました!!
今回の写真集のトーンとちょっと異なるのですが、
よき機会に、みなさまにもお見せできるかと。
本当に夢のようにきれいだったなぁ
ダンサーズの動き(ポージング)の指示や
衣裳や小道具のスタイリング、
自分のバランス感覚を研ぎ澄ませる。
手の平か手の甲か、
指は開くか揃えるか、
髪の毛の乱れ方、
目線の高さ、
スカートのボリューム感、
袖の長さ、
配置の角度・・・
その他にも、
舞台作品をつくる時に使う独自のポジショニングという技法で
シーンを作ったり、
ひとりひとりに振付けして撮影したり。
かなり独特な画がたくさん。
長年付き合ってきた人たちなので、
人物への演出は所作や角度など物理的なものがほとんどで、
彼女たちが佇むだけで画面の空気が流れだす。
モデルとなってくれたダンサーズ、本当にありがとう!
そして共鳴する感性と、微妙に異なるそれぞれの感性で
お互いイメージするカットを演出した美保ちゃん、
私たちの奇妙なシーンづくりに協力して、
尚且つイメージ以上に美しく切り取ってくださった
カメラマンの相川さん、
本当にありがとうございました!
断片的な画をどう編集していくか作業はまだまだ大変ですが、
儚く強く、美しい世界を目指してがんばりましょうー
本日のいけばな、
花嫁のためにこさえた花冠です!

<母が作ったリースを土台にアレンジ>
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