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Author:sakaiyukina
振付家・ダンサーの酒井幸菜による日々の制作メモ

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【掲載】
月刊ブレーン 2013年4月号
<ニュークリエイター>で
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【演出・振付・出演】
清竜人 MUSIC SHOW LIVE DVD
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【インタビュー】
SONYヘッドフォンBT150NCを
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ノワールの呼吸/うごきぞめWS


年始の東京都美術館にて上演した「書」からイメージした
ソロパフォーマンス『ノワールの呼吸』の模様がアップされています。
全編ご覧いただけます。




併せて、学生を対象にしたWSの様子も、
インタビューとともにご覧いただけます。



撮影・編集は、らくだスタジオの森内康博さん。
ありがとうございます。

ちなみに、インタビューは
演奏してくださった佐藤公哉さんと関口将史さん、
衣裳を制作してくださった長嶋恭介さんのお話も
文字にまとめていただいて公開される予定です。
こちらも、ぜひ楽しみにお待ちください。

☆『ノワールの呼吸』についての過去ブログもぜひ>>>

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2014年、おどりはじまり


◎新年あけました◎
今年もどうぞよろしくお願いします!

さっそく踊り初めということで、
1月4・5日に東京都美術館で踊らせていただきました。
書の呼吸からインスピレーションを得てのダンス。
きみやさんのビオラと声、関口さんのチェロの生演奏とともに
よい緊張感の中、のびのびと踊ることができました。
ボリュームたっぷりの長嶋さんの衣裳も
黒のレイヤーで陰影のある表情を踊りに与えてくださいました。

新年から、たくさんの方に喜んでいただける踊りができて
わたしもとても気持ちのよい踊り初めになり嬉しいです。

それと、5日の午前中に行ったWSも、とても充実していました。
書道部の高校生と美術を専攻されいている大学生を中心に、
ゆるりとストレッチ後に一緒に展示を巡りながら
書の前で「この線はこんな動きかな」と実際に踊ってみせたりし、
後半は<名前を描く>ということから体を動かしてみました。
最後にはそれぞれに作ってもらった動きに、
弦の音を添えてもらってぐんと表情のある発表ができました。

パフォーマンスもWSも、
その体験が何かそれぞれのきっかけになっていったら嬉しいです。
そういう機会をこれからももてるよう今年も日々精進し、
そして軽やかに新しく挑戦し、私らしく踊ることができたらと思います。

ちなみに、
今回パフォーマンスとWSを企画してくださった
東京都美術館のアートコミュニケーション事業の活動が
発売中のソトコトという雑誌で紹介されています。
担当の稲庭彩和子さんも大きく登場されています!
ぜひご覧ください。

ノワールの呼吸
photo | Tomoko Nagao

2013年 リハ納め


今日は稽古納めでした。
年明けすぐの都美での『ノワールの呼吸』のリハ。

実際の会場にリノを仕込んで、
noir_space
<半紙に見立てて、白リノにしました>

衣裳をつけて、
noir_sakai
<写真だと真っ黒ですが、さまざまな黒のレイヤーになってます>

演奏のおふたりにも衣裳を着てもらい(こちらは当日をお楽しみに!)、
空間のバランスや響きを確認しながら、構成を通し。
わたしは衣裳のさばきに最初手こずりましたが、
布のボリュームや質を活かして動けたらいいなと思います。

今回衣裳は、BEDOROというご自身のブランドでも活躍中の
長嶋恭介さんにお願いしています。★BEDORO HP>>>
彼とはひょんなご縁で知り合い、お話をして意気投合、
今回初めてご一緒させていただきます。
武蔵美の空間演出デザイン科で学ばれていたこともあって、
空間のバランスから衣裳の話しをできるのが新鮮でした。
彼自身の作品もとても面白く、漆を使った布の作品の話しとか、
日本人は直線を着ることによって体との「間」をつくる和装の話しとか、
なかなかに刺激的です。
あれこれイメージを伝え、具体的な形にしていただいてます。
実際に着て踊ってみて調整していただくことや、
構成的につけたい衣裳の変化など、わたしからの注文も多く笑、
お正月返上で仕上げていただくことになりそうですが(ごめんなさい)、
動くことによって表情の変化する衣裳で楽しみです。
書の呼吸が、布の表情にも伝わるといいなと思います。

リハの後にはひと足先に、
設営を終えた『TOKYO 書 2014』展も見せていただきました。
実物を見てこそ価値あり。びっくりするくらい大きな作品がたくさん。
図録ではスケール感はわかりませんので、ぜひ会場へ。

みなさま、お正月は上野の東京都美術館へ!
1月4・5日のそれぞれ午後2時から、観覧無料です。
都美の空間に、弦の響きが気持ちよいです。
踊りでお届けする「書の呼吸」をぜひ感じにいらしてください。

▼▼▼
酒井幸菜ダンスパフォーマンス
『ノワールの呼吸』
2014年1月4日(土)、5日(日) 両日ともに午後2時から30分間程度
@東京都美術館 ギャラリーA
観覧無料

振付・出演|酒井幸菜
演奏|佐藤公哉(ヴィオラ)、関口将史(チェロ)
衣裳|長嶋恭介(BEDORO)

☆公演詳細ページ>>>

黒に沈む、にじむ透明


年明け都美でのダンスに向けてリハーサル。
まずは要素を出すところから。
わたしなりに分類した書の印象を提示し、
それをヒントに演奏のおふたりが音を出してくれる。
すてき。いろいろな音色。奏法もさまざまに。
太い、細い、固い、柔らかい、線、面…etc
まずは、墨をするところからはじめます。

書の分類メモ
<このメモといくつかの書を参考にいろいろ試して、構成を練る>

今回弦楽器でお願いしたのは、
<線>を紡ぐイメージが書に合うかなと思ったからです。
佐藤公哉さんは表現でもお馴染み、一番信頼している方です。
わたしのダンスと肌質が合う音を奏でてくださいます。
チェロの関口将史さんは正統派クラシックはもちろんお手のもの、
お堅い方かと思いきや、、、
とてもチャレンジングでいろんな引き出しを持っているので、
勘がよいというか、ダンスの感覚を刺激して揺さぶってくださる。
いつか生演奏でご一緒したいと願っていた方なので、
今回叶って嬉しいです。とても楽しみ!

それから、
わたしの得意の鼻歌作曲で、おまけのシーンができました笑。
♪たーたらった、たーたらった、たたたたつ とーンと♪
(一応音楽学士取得の酒井です。)

☆公演詳細はこちらから>>>

ノワールの呼吸


新春、1/4・5(土・日)に上野の東京都美術館で
<TOKYO書 2014>展の開催にあわせ、
ソロダンスパフォーマンス『ノワールの呼吸』を上演します。

書の筆跡や墨の濃淡、余白から浮かび上がる「呼吸」に注目し、
弦楽の演奏とともに、新しい年の始まりに舞います。
ぜひ、書の展覧会と併せてご覧ください。

▼▼▼
酒井幸菜ダンスパフォーマンス
『ノワールの呼吸』
2014年1月4日(土)、5日(日) 両日ともに午後2時から30分間程度
@東京都美術館 ギャラリーA
観覧無料

振付・出演|酒井幸菜
演奏|佐藤公哉(ヴィオラ)、関口将史(チェロ)
衣裳|長嶋恭介(BEDORO)

ノワールの呼吸

宣伝デザイン|川村格夫(ten pieces)
宣伝写真|相川健一

また、都美のアートコミュニケーションプログラムの一環として、
1/5(日)には中学生~大学生を対象としたWSも行います。
こちらもぜひ、ご参加くださいね。
☆詳細ページ>>>